ぴかままのおうち ぴかままです。
お正月の残り物といえば・・・おせちも残るでしょうが、なんといっても
お餅じゃないですかね?「残る」というよりも、お供え餅は必然的に鏡開きの時点では「残って」いるわけだし。
私、子どもの頃から、お雑煮よりも焼き餅よりも、こっちのほうが楽しみだったんですよ。鏡開きのあとにお供え餅をかち割って干して、油で揚げた
かきもちのほうが。昔は真空パックなんてありませんでしたから、カピカピに乾いたうえにカビまで生え始めたお供え餅のカビ部分を削り、ドライバーとカナヅチでかち割って、ストーブの横に拡げた新聞紙の上に並べて乾かしました。毎日「まだ?まだ乾かない?」としつこく親に尋ねていたものでした。
今回は、冷凍庫で眠っていた日本のお餅を揚げてみましょう。これ実は、今年のお正月の残り物ではなくて・・・去年のお正月のでもなくて・・・一昨年のお正月の残りなんです。
ほら、賞味期限は2006年
解凍してみると、やっぱりフリーズドライ化してます。
これを、剥がしたり割ったりしてざるに並べ、数日間暖房の上に置いて乾かしました。
170〜200℃に熱した油で手早く揚げ、網にとって油を切ったところに醤油をジュッとかけます。
今回のは乾かしすぎだったのか、プ〜ッと膨らむかきもち揚げの醍醐味は味わえませんでしたが、その代わりまったく油はねもなく平和な作業となりました。
こんなふうに乾かしすぎてしまうと、揚げるとバラバラに分解してひなあられみたいになっちゃいます。油はねのリスクを残しつつプ〜ッと膨らむ状態で乾燥をとどめるか、それともカラカラに乾かしてバラバラになるのを甘受するか・・・微妙な選択ではあります
。
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他にもうひとつ、残ったお餅のミニ活用法を。
細かく切って、
お好み焼きに入れちゃうんです。
これ、年明けにTeru家で作って食べたんですが、とっても好評でしたよ。
ただし、お餅はかならず小さく切ること。私は2cm×1cm×5mmという感じに切って入れましたが、焼くとこれがけっこう伸びるので、安全のためにも少なくともこのくらいには切った方がいいと思います。
ついでですが、すり下ろして入れる長芋が手に入らない!という場合、ジャガイモでお試しあれ。これは在外邦人の間ではけっこう知られた代用手段なのですが、私にはむしろこっちのほうが好みかも。