再び、ギリシャの
salahiです。
ほろ苦い野草が好きなギリシャ人、苦~いムスカリの球根も食べちゃいます。
一番ポピュラーな食べ方はピクルス。
こんな風に、その辺に生えてるムスカリの球根は...
(試したことはないけど、葉っぱや花も食べられるそうですよ)
市場でも冬~春にかけて沢山出回る食材。実際のところ、国産のよりモロッコやイタリアからの輸入品の方が多いんですけどね^^;
一番上の写真は先月作った時の使い回しですが、何だか今年は家族にも好評で(みんな、味覚が大人になった?)すぐ無くなっちゃったので第二弾を仕込み中です。
ムスカリの球根はそのままだとかなり苦いので、苦み抜きの下ごしらえが必要。玉ねぎみたいに上下のヘタを切り落とし(下に十字の切り目も入れるといいです)、皮を剥いて水に浸けておきます。これをさらに何度も茹でこぼし、酢に漬けたら出来上がり。上手に苦味が抜けると、ほろ苦さとほんのりフローラル系の風味がなかなか美味しいものです♪
詳しいレシピは
こちらからどうぞ。
ムスカリのピクルスは↓こんな風に我が家の食卓に登場してます。
上の写真は干し鱈のフライをメインにした献立ですが、これに欠かせないのがニンニクの効いたディップソース。3種類作ったうち、ひとつは今月のテーマに沿っているので、こちらもご紹介しておきます。
緑色のがそれなんですが、マッシュポテトをベースにニンニク(今回は葉ニンニク)と春菊を加えたものです。春菊は地中海沿岸が原産らしく、ギリシャでは春の野を彩る花のひとつ。全国的に食べられるのかは知りませんが、食用の野草としては茹でてサラダにするのが定番である他、ドデカニサ諸島の郷土料理にはこんな緑のニンニクソースもあるそうです。
きちんとしたレシピは書いてませんが、この献立の関連記事は
こちらからどうぞ。